【最短最速】短期間で50m走を5秒台で走れるようになる為の3ステップ

こんにちは、ノモトです。

今回は「短期間で50m走を5秒台で走れるようになる為の3ステップ」

というテーマで話していきます。

もしあなたが今、何か競技に打ち込んでいて、

  • 「周りに比べて足が遅いことがコンプレックスになっている」
  • 「いくらトレーニングをしてもパフォーマンスが改善されない」
  • 「足の速さは才能だから速くなることを諦めている」


という悩みを抱えているのであれば、今回の記事はかなり貴重な内容になっているはずです。

そして、もし今回の記事を見逃してしまった場合は、

  • 「足が遅いというコンプレックスを抱えたままになる
  • スピードがなくてもデキるようなプレーばかりにこだわり続けてしまう」
  • 「頑張ってトレーニングに励んでいても、パフォーマンスが向上しない原因がわからないままになる」
  • 「いつまでも才能を言い訳にしたアスリート人生を歩むことになってしまう」


という状態のままになってしまうかもしれません。

しかし、この記事を最後まで見ていただければ、そのような問題を全て解決するキッカケを掴むことができます!

ちなみに今回紹介する方法を実践することによって、

  • 所属した全てのチームでいつも一番足が遅かったサッカー選手が、短期間で50m走のタイムを7.2秒から1.4秒も短縮することに成功して、5.8秒で走れるようになったり
  • あるメジャー競技で一度も選抜歴のなかった無名の選手が、トレーニング開始からわずか一年という期間で、日本代表に選ばれるような選手になるまで成長したり
  • どんなに頑張ってもフルマラソンを3時間20分台でしか走れなかったマラソン選手が、トレーニング開始からたった4ヶ月の期間で、走行タイムを30分も短縮することに成功し2時間台で走れるようになったり

と、これら以外にもさまざまな競技の数多くの選手が急成長を遂げました

もしあなたが今、

  • 足の遅さを改善して、自分の望むようなプレーをしたい
  • 競技の実力を飛躍的に向上させて、ゆくゆくはトップレベルで活躍したい
  • 才能を言い訳にしたアスリート人生を卒業して、どうにか才能を獲得したい


と真剣に考えているのであれば、確実に役立つ内容になっています。

ぜひ最後までご覧ください。

ステップ1 足の速さの定義を明確にする


足の速さの定義を明確にするとういうのは、

足が速いというのはどういうことなのかを明確にするということです。

定義を明確にするということは非常に大切で、

例えば、同じ言語を使って会話をしていても使っている言葉の意味をそれぞれが違う意味で捉えていた場合、会話がうまく成立しませんよね?

足の速さについても同じで、定義が曖昧になっていると 、

どういったトレーニングをしたらいいのかがわからない 

本来必要のなかったトレーニングに時間を費やしてしまう

というようなことになる可能性があります。

なので、まずはじめに取り組むべきポイントは、

足の速さの定義の明確化になります

50m走で足が速いというのは、スタート地点から50m先のゴールまでの移動が速いということなので、少し言い換えると、前に進むのが速い、ということができます。


そして前に進むことが速いということは、前方向への「重心移動が速い」と更に言い換えることができます。


これがベースであり、足の速さの定義になります

中には、ストライド(歩幅)が広いことやピッチ(回転数)の速さが足の速さの定義と捉えている人もいるかもしれません。

いずれも正解で間違いではありませんが、それらの現象はあくまでも重心移動が速くなったことによって付随してくる部分になります。

この「定義を明確にする」ということは、足を速くするため、そして競技パフォーマンスを向上させるためには、非常に大事なポイントになります。

例えば、足が速くなりたいからといって、

・とにかく走り込みの量を増やす

・なんとなく筋トレをして足の筋肉を強化する

・とりあえず走り方のフォーム改善を行う

ということばかりしていたとしても、多少は速くなることがデキるかもしれませんが、とても効率的とはいえません

これらのやり方では、足が速くなりたいという目的に対しての取り組み方が曖昧になっているので、もともと足の遅い人が50m走を5秒台で走れるようになるのは、かなり難しいです。



なので、足を速くするためには、足が速いということはどういうことなのか、しっかりと定義を明確にして、そのためにはどういったところに対して力を入れてトレーニングをすることが適切なのか、という設計をしっかりと行うことが重要になってきます。

「どのようにして足を速くするのか」


この定義がしっかりと明確にできていなければ、これまでトレーニングにかけた時間が無駄になるまでとは言いませんが、限りなくそれに近くなる可能性が高くなります

しかし、この定義をしっかりと明確にできれば、どのようにしたらパフォーマンスが向上するのかというアプローチがしやすくなるので、非常に成果を出しやすくなります

定義を明確にする

これが足を速くするための、はじめに取り組むべきポイントになります

ステップ2 速い走り方の概念を整理する


速く走るための定義が明確になったあとは、どんな走り方だと速く走れるのかということを整理していきます。

もしあなたがサッカーをしている場合、サッカー選手で足が速い人は〇〇選手。

もしあなたが100m走をしている場合、100m走で速い選手は〇〇選手。


というように、足が速い選手は誰かと考えた時に各競技でイメージできる選手はいますよね?

中には、自分の周りにいる身近な選手を思い出す人もいるかも知れません。

いずれにしても、足が速い選手といえば〇〇選手というように、あなたのイメージする選手たち共通点を大きな枠組みで捉えることが、足を速くしていくためには大切なポイントになります。

これが足の速さの概念を整理するということです。

例えば、ボルト選手やガトリン選手、サッカーフランス代表のエンバペ選手が、同じ走り方をしているのかと言われるとそうではないですよね?

それぞれにタイプがあるので、一概にどんな走り方が良いというのを決めるのは難しいと思います。

なので、どんな走り方がいいのかを考える際に、一人の選手の個別的な走り方にフォーカスするというよりかは、それぞれの選手たちに共通して当てはまる、

事象や物事をイメージすることが大切になります。

これは非常に単純なことなのですが、足の速い選手たちの共通点というのは、「次の軸足に重心が向かう」ということなんです。

いやいや、当たり前でしょ!

と思うかもしれませんが、足の速い選手はこれが非常にスムーズに行われています。

要するに、右足が地面についたら次に左足がついて、その次に右足がつく、当たり前のことですが、これは非常に大切なポイントになります。

当然ですが、ボルト選手やガトリン選手、エンバペ選手に共通する大きな枠組みの事象になるんですね。

ただこれ、足が遅い選手は次の軸足に重心が向かうのが遅い傾向にあります

どういうことかというと、右足が地面についたあとに、左足が振り上がっているのに、いつまでも右足に重心が残ってしまっているということです。

そうなると、よっこいしょって感じに重心を動かさないといけなくなるため、連続した動作をスムーズに行いづらくなり、速く走ることが難しくなってしいま

足の遅い人というのは、次の軸足に重心が向かうということが当てはまらないので、速く走ることができないんです。

なので、そういう状態のまま走行フォームの改善やストライド(歩幅)やピッチ(回転)の改善に取り組んだとしても、軸足に重心が向かうように改善できていないままでは、なかなか速く走れるようにはなりません

速い走り方というのを、大きな枠組みで事象を捉えて整理することができると、今の自分からどういうように改善すれば速くなれるのかが、わかりやすくイメージできるようになるので、

足を速くするためのトレーニングの効率を格段にあげることができます。

足を速くすること以外でも、大きな枠組みで捉えて整理するということは、その他の能力アップにも重要なことなので、是非参考にしてみてください。

ステップ3 速く走る為の最適な身体を理解する


速く走る為の最適な身体ってどういうこと?

って疑問に思うかもしれませんが、難しく考える必要はありません。

ここまで話したステップ1とステップ2では、「重心移動の速さ」「軸足に重心が向かう」ということに触れました。

それらを可能にさせるには、そのための身体を最適化する必要があります

ステップ3では「速く走るための最適な身体」について話していきます。

皆さんは世界のトップアスリートの佇まいや競技中の姿勢などを見て、

「全体が整っていてキレイな姿勢だな」

「しなやかで動きやすそうな身体に見える」

「この選手めちゃくちゃ速そうな体型してるな」

と思ったことありませんか?

こういった感想は、まさにその通りで、世界のトップアスリートたちは客観的に見てもとてもわかりやすく、運動のしやすそうな身体つきをしています

実はこれには、ちゃんとした共通点があるんですね。

皆さんは「脊椎の生理的湾曲」というのはご存知でしょうか?

簡単に説明させていただくと、脊椎の生理的湾曲というのは、

  • 頚椎が前湾つまり前方に湾曲
  • 胸椎が後弯つまり後方に湾曲
  • 腰椎が前湾している


ということになります。

わかりやすくいうと、首から腰にかけてS字カーブを描いている様子になります。


このS字カーブが綺麗に形作られている状態であればあるほど、スポーツなどの運動において、とても高いパフォーマンスを発揮しやすくなるんです。

特に足の速い選手やトップスプリンターには、わかりやすくこの特徴が出ています。

では何故この脊椎の生理的湾曲が綺麗に形作られていると、速く走ることができるのか。

それは、重心位置が高くなるため速く走るには有利になるから」です


スプリント動作の際に足が地面に接地したとき、重心位置が高ければ高いほど足の接地位置を重心が超えやすくなります

このため、重心が足の接地位置を超えやすく成れば成るほど速く走ることができるようになるんです

速く走るのに最適な身体というのは、つまり、

  • 脊椎の生理的湾曲が綺麗に形作られている
  • 重心位置が高い


という身体をしていることになります。

速く走れるように身体を改善することができれば、スプリントタイムが向上することはもちろんのこと、競技パフォーマンスも飛躍的に向上させることができます

また、この「速く走るのに最適な身体」というのはどういうことか理解することで、トレーニングのアプローチの仕方だったり練習への取り組み方の効率が格段に上がります

もしあなたが足の速さ以外にも、他に能力アップを望んでいたとしても、今回の記事で紹介した3ステップを参考にすれば、より効果的で効率の良いトレーニングを積むことができて、

飛躍的に競技パフォーマンスを向上させることができます

またもし競技に取り組んでいる選手じゃなくて、指導者側の立場だったとしても、トレーニングプログラムの最適化や指導スキルのレベルアップにも繋げることが可能になります

僕は自分自身のトレーニングや指導で、今まで話した3ステップを使い実践することで、足の速さ以外にも選手の競技パフォーマンスを飛躍的に向上させることができました

この先、

  • 足が遅いというコンプレックスを解消したい
  • スピードがなくてもデキるようなプレーばかりにこだわるのではなく、
    足を速くしてプレーの幅を広げたい
  • 競技パフォーマンスを向上させて試合で活躍したい


という人は、今話したこの3ステップを全て実行し、継続したトレーニングを積むことができた場合、飛躍的に能力アップを重ねていくことができますし、

試合や本番で高いパフォーマンスを発揮することが可能になります

非常に汎用性の高いやり方になりますので、ぜひ皆さんも自分が取り組んでいる競技のトレーニングの

参考にしてみてください。

ということで今回は、

「短期間で50m走を5秒台で走るための3ステップ」

をご紹介しました。

まとめ


最後に今回の記事のまとめとして、


「短期間で50m走を5秒台で走るための3ステップ」は、

  • ステップ1 足の速さの定義を明確にする
  • ステップ2 速い走り方の概念を整理する
  • ステップ3 速く走る為の最適な身体を理解する


この3つのステップをご紹介しました。

もしあなたが、

実力を向上させてトップレベルで活躍したい

目標達成のためにあなたが望むような結果を出したい

このままの自分で終わりたくない

と思うのであれば、これまでの既成概念には囚われず、

是非、今回の記事を参考にして、日頃のトレーニングに落とし込み実践してみてください